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身体はこうして治る

 
  
     

     
頭蓋内の硬膜を頭蓋骨調整によって緩めること
      によって改善することができます。

               
                概論の動画
     いまでの説明で御理解いただけると思うのですが、硬膜と
     いう根本問題を考えると頭蓋骨を調整することと頭蓋骨を
     ささえている第一頚椎を調整することがとても重要であるこ
     とをご理解していただけることと思います。
        
        

        
     仙骨後頭骨テクニックの素晴らしいところは身体が上から
     下にこわれるという所に注目したのみならず骨盤や足の下
     からも上へ影響することを言及している所です。 

     骨盤部の仙腸関節には同じ場所に2つの関節面があること
     を発見しています。 
               
     骨盤と頭蓋骨がシンクロナイズして動くことを詳細に説明し
     ています。 
                


  統合整体はなぜ効果があるのか



           体重を支える骨盤の靭帯


      体重を支える靭帯のある関節面と頭蓋の動きに呼応して
     動く為の呼吸関節の二つがあることを明確にうたっている
     のです。

     頭蓋が安定したら、体重を支える靭帯部の関節を締めな
     ければいけません。 
               
     締めると頭蓋骨と仙骨の動きが活発になるのです。

     それは仙骨の中に呼吸関節と呼ばれるものがあるのです。  

     これは仙腸関節の前面にあります。 

     後面は靭帯が入った関節面で前面は頭蓋の収縮拡張に
     伴って動く呼吸関節面です。 

     呼吸関節といっても肺呼吸ではありません。 

     頭蓋骨と仙骨が連動して動くことを第1次呼吸といいます。




        
なぜ? 頭は動くのか!?

     頭蓋骨の動きとは何か、実は脳の中には脳脊髄液を作る
     為のプールがあるのです。

     脈絡叢という血管があり血液をろ過して脳脊髄液を作る
     プールがあるのです。 
     脳室といいます。
               
     血液がろ過されて脳脊髄液が産生される時脳が左右に
     膨らみ頭蓋骨も同時に膨らむのです。

     この動きを手で感じることができるのです。 
     5cm位の振幅として感じられます。

     産出された脳脊髄液は脊髄の方に押しやられ末梢神経を
     通じて細胞へ脳からの命令を伝達します。

     さらにリンパ液となって免疫作用をしながら心臓へと帰って
     ゆきます。
                




  
この流れが正常だと健康といえるのです。

     この第一次呼吸を整えるためには頭蓋骨の治療のみなら
     ず仙腸関節の靭帯をしっかり安定させた上で呼吸関節を
     開放してあげなければなりません。 

     その上で頭蓋骨を緩めなければなりません。 



            
秘伝の活点

     頭蓋骨を緩めるには後頭部にある活法でいう秘伝の活
     点を施術しなければ通常の頭蓋矯正では効果が弱いで
     す。 

     このポイントは適切に施術すれば大きな効果が得られま
     すが、ある方法で当身を入れると6日後に死にます。 

     それほど重要なポイントなのです。
     ちなみに上唇の上に人中というツボがありますが(これは
     一般に知られていますのでこの場で公開できます)この場
     所は頭蓋骨の関節の最も重要な場所脳下垂体に通じて
     います。

     そこを狙って古武道の殺法の当身を入れると死にいたり
     ます。
               
     この当て方には秘密の口伝があるのですが解剖学か
     らこの秘伝を洗いなおすと昔の武人は経験から秘伝を
     発見したとはいえとても合理的な術理になっているこ
     とが分かります。  
     硬膜を緩めるテクニック
       
 
     逆にここをよく治せばとても健康になります。
     このツボがある骨は上顎骨ですが二つの骨でできて
     おり関節にゆがみが出るとつぼも影響を受けます。 

     ツボから骨に影響させたり骨を操作してツボに影響さ
     せることもできます。




      硬膜問題から骨盤部の靭帯問題を引き起
     こす機序が
御理解いただけたと思いますが、

           
     靭帯問題によってさらに悪くなるパターンがあるのです。 

     仙腸関節の靭帯が緩むと徐々に靭帯が痛んで伸びたり
     して参ります。 
               
     そうしますと仙骨に著しい傾斜が生じます。

     仙腸関節の靭帯を治すには単にずれている方向から正
     しい位置に矯正するだけでは不十分です。

     SOTブロックという器具を使って骨盤を正しい位置に矯正
     しながら呼吸作用を使って人体を締めるという方法を用い
     ることによって正しく骨盤を矯正することができます。
          
          骨盤を締めるブロックテクニック
      
     腰椎の土台である仙骨が傾けば腰椎も傾斜を生じそのま
     ま倒れないために捻転を起こします。 

     捻転の程度がひどければ背骨の間から出ている神経を圧
     迫します。




   足のほうに行く神経が圧迫されれば
     坐骨神経痛になります。
    

     捻転の状態が長く続けば椎間板の中の髄核というボール
     がスライドしてヘルニアを起こします。
              
     ヘルニアが原因で坐骨神経痛になります。他にも坐骨神
     経痛の原因はあります。
     腰椎が仙骨の傾斜によって捻じれて神経を圧迫する場
     合です。

     坐骨神経痛が最後のタイプです。 
     靭帯タイプや硬膜タイプは体に揺れがありますが、坐骨神
     経タイプには痛さのあまり、揺れが生じません。 

     この硬膜問題 靭帯問題 坐骨神経問題に対してSOTでは
     明確に根本的に解決する方法を見つけ出しました。

     さて 今までは骨盤から上の話でしたが硬膜が足首にも影
     響するという話は人の身体はどのように壊れていくのかと
     いうところで説明したと思いますが、 足首を矯正した上でテ
     ーピングや包帯やサポーター、足底板等で固定すれば脛骨
     の内旋が改善されていき骨盤のゆるみも治っていきます。
              
     骨盤の開きも安定して脊柱起立筋の緊張も取れてきます。
     そのうえで、骨盤を締めるブロックをいれますと 肩の緊張
     や頭を締め付ける筋肉の緊張がとれてまいります。

     解剖や身体の生理を理解して適切に診断をしていけば治る
     健康になるということは左程難しいことではありません。




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