統合整体法
カイロプラクティック カイロプラクティックの真髄は脊椎の矯正にあります。 脊椎には脊髄が通っており1個1個の脊椎骨から神経 が出て身体の機能をコントロールしています。 この椎骨の可動性に制限が起こって亜脱臼まで発展 し専門用語で言うとサブラクセーションが神経を圧迫 して痛みと軽い機能不全を起こして自然治癒力の低 下を招きます。 そこでこのサブラクセーションを調整することによって 痛みをとったり自然治癒力を向上させる徒手技術が カイロプラクティックです。 一言でカイロプラクティックといっても100年の歴史が ありますから、いろんなテクニックが生まれました。 なかでも私がもっとも素晴らしいと思うテクニックが 3つあります。 ターグルリコイル・ガンステッドテクニック・SOTです |
ターグルリコイルテクニック 脊椎を狂わせる原因の骨が首の頚椎1番と頚椎2番 にあるという事実を元に作られたテクニックです。 この原則はBJパーマーによって発見されました。 この事実を発見するためにレントゲンを導入し苦しい 検証を何十年も続けて発見された 究極の カイロプラクティック それがターグルリコイルテクニック 上部頚椎矯正による治癒率93.49%の真実 米国 カイロプラクティック・B・J・パルマー研究所における -データ- 上部頚椎1ヶ所の矯正で93%以上の治癒率 年間患者の総数 11564名
60%治せば名医といわれますから、この数字がいかに驚異的な 数字であるか御理解いただけると思います。 腰の椎間板ヘルニアの患者様のレントゲンフィルムの略図 (B・J・パルマー研究所). 1 1942年6月2日に頚椎1番を矯正 約3週間後の6月26日には正中線に頭部 がよってきています。 約3ヵ月後の8月24日にはほぼ正常になっています。 骨盤の変化もはっきり分かります。 この間1度の調整のみ 1942年6月2日 6月26日 8月24日 脊椎が狂う根本原因の脊椎骨を明確にし調整する技術を 極限まで高めました。 創始者はBJパーマーと言います。 カイロプラクティック史上最も偉大な人物の一人と考えて います。 何十年も客観的科学データを取り続けて究極のサブラク セーションが頚椎1番と2番に在ることを発見した人物です。 私も28年の臨床の中で一箇所だけ矯正して最も大きな効 果が出せる所は上部頚椎以外にないことを確信いたしま した。 下の資料を見てもらえば分かるのですが、来院クライアント の79.27%が第1頚椎、 17.03%が第2頚椎のみを矯正して います。 そのうち完全に良くなったクライアントが 57.02% 良くなった人が 36.47% 合わせて93.49%の人が改善するという驚異 的な数字をあげています。 数字の下のレントゲンの略画は1942年に取られたもので椎間 板ヘルニアのクライアントのものです。 一番左は6月2日治療前にとったものです。一番右のは8月23 日にとったものです。約3ヶ月の間にほぼまっすぐになっていま す。 この間矯正したのは一回だけという驚異の効果がある場所な のです。 |
ガンステットテクニック Dr ガンステッド ターグルリコイルテクニックが上部頚椎だけに矯正の場所を 限ったのに対してガンステットテクニックは人間の身体を構 造物として捉え骨盤を重視し、脊柱の全ての椎骨がサブラ クセーションの可能性があるとしました。 その1個1個に対する矯正技術はあらゆるテクニックの中で 精緻を極め芸術の域まで高められています。 |
SOT(仙骨後頭骨テクニック) M.B.デジョネットによって創始されました。 本来のカイロプラクティックが脊椎のみが矯正の対象だったの に対して仙骨後頭骨テクニックは脊椎・四肢・内臓・筋肉・頭蓋 骨と身体の全てが治療の対象になっています。 なかでも頭蓋骨はこのテクニックの中核をなすものとなってい ます。 このテクニックは診断技術がきちんと確立されており人の身体が どのように壊れていくのか明確な答えとそれを修復する技術をも っています。 |
アンワインディングとはなないか 頭蓋仙骨療法に含まれている ひとつのテクニック クライアントの身体が事故やストレスなどで固まってしまうと、 縮むこととゆるむことを交互にくり返すことによって改善して いくことは前述したとおりですが、 こうした 病変への施術 として最も向いている療法です。関節をいろんな角度に長テ コを使って誘導します。 筋肉は事故等でダメージを受けた体勢で筋肉が反応します。 収縮反応が終われば微妙に関節の角度が変わって反応し ます。 ですから 他のテクニックと異なって 決まった型がなくクラ イアントの身体が自分の筋肉を開放する為に勝手に動い てゆくのをフォローするテクニックです。 クライアントは最低限自分の姿勢を支えるだけの力を入れ ますができるだけ力を抜きます。 力を抜いた状態で術者が関節を誘導すると急に筋肉に力が 入ってくる角度があるのです。 そうです、 筋肉が収縮と弛緩を始める角度です。 収縮する時通常は何も感じないのですが 人によっては 多 少の痛みを感じたり つり感だったりする場合もあります。 しかし 次の瞬間ゆるむので楽になります。 この反応の時は 体温が上昇して発汗する方もいらしゃい ます。 事故に遭ってらしゃる場合とても効果があるのですが,硬 膜が原因で 反応する場合は アンワインディングだけでは あまり効果は期待できません。 頭蓋骨調整で硬膜を緩めた後でアンワインディングをする と効果的です。 いままでどんな治療を受けても効果がなかった方でも沢山 改善例がでています。 藤平さん動画 動画南里ハツ子 古武術の活法の中にも遊体操法という似た技術が存在し ますが、若干異なります。 アンワインディングがクライアントの反応を追っていくだけ なのに対して、 遊体操法の場合は武術の先を読む技術 を生かして術者がクライアントが空間でここにくれば反応を 起こす場所にクライアントの気配を読みながら先手を取っ て回り込んだり 硬くなっているところは半緊張状態で収 縮したいわけですから積極的に収縮を促す技術があるの です。 |
腰痛なのに、 なぜ頭蓋仙骨操法なのか!? 硬膜は頭蓋骨の内側に付着しています。 硬膜が外傷やストレス等でアンバランスに縮むと左右或い は前後に違って見えたりします。 立位で頭が首をかしげたようになってしまいます。 この姿勢は脳にとって機能的ではないので、 骨盤をずら したり、背骨を捻って頭蓋の傾きをとろうとします。 頭蓋骨が原因で腰痛肩凝りがおこったりするのです。 硬膜は脳脊髄のみならず末梢神経もおおっています。 坐骨神経も硬膜でおおわれておりアキレス腱と接続する ような形になり頭の硬膜問題が足首も悪くして今度は下 から上に影響が出ます。 統合整体について |
四肢テクニック(頭蓋骨や背骨だけでは治らない) 硬膜を施術することによって 足もかなり改善できますが、 どうしても全体重を受け止めるところですから足自体を 包帯などで固定したり 矯正をしたり、或いは 壊れた足の アーチを作るために足底板などいれなければならないとこ ろです。 カイロプラクティックが脊柱のみを矯正対象にしているのに 対して統合整体法或はオステオパシーは全身が矯正対象 になりますから足もきちんと施術できますし 全身の関節を 調整できるのです。 古武術には全身の骨をばらばらにする技法が存在します。 したがってそれを整復する技術もあるわけです。 オステオパシーのテクニックとあわせて換骨整体法の四 肢操法としてより有効な技法にすることができました。 カイロプラクティックが脊柱しか調整しないのは幹の背骨 がよくなれば末梢の四肢もよくなるという考え方ですが、 私の経験から言えば脊柱がよくなれば四肢が確かによ くなることもあればよくならないこともあります。 また手を突いて手首を傷めてそのことが背骨に影響す ることもあるのですが、この場合背骨を矯正するより、手 の方向から背骨に入った ショックを抜く操法を手腕をつかってすると多くの場合、 背骨も矯正されます。 |
内臓は施術対象なのか 東洋医学は 必ず気の動きを内臓と関連づけてツボを刺 激します。 ツボは全身に沢山ありますが、これを線で結んだものを 経絡といいますが、ここを気が流れています。 気は五臓六腑と関係があります。 五臓六腑に異常が起こると気の流通経路である経絡に 異常が起こって参ります。 その走行下の筋肉が固くなって関節に制限をもたらしま す。ストレスや生活の乱れによって内臓はダメージを受 けます。 腹を押してまず、見られる症候は胸脇苦満(キョウキョウ クマン)です。 胃や胆嚢、鳩尾辺りがはって固くなってくる状態をいい ます。 これは横隔膜が緊張して下がって起こっている現象で す。 腹の上部が固くなると下腹から力が抜けてきます。 東洋医学でいう所の腎虚になってしまいます。 実際腎下垂を起こしたり、 腎臓を乗せている大腰筋が 収縮を起こします。 腎虚になると疲れやすく元気がなくなってきます。 大腰筋を調整したり、腎臓を押し上げたり ツボを刺激 したり、腎が反応するゾーンを統合整体法・ポラリティー でバランスすると腎が元気になってt体力を回復します。 すると鳩尾や胃の辺りが緩んでまいります。 この状態から腎臓に刺激を与えると筋肉が緩んできて関 節が楽になってまいります。 肺は肋骨に影響したり、 胆嚢は大腿筋膜張筋に影響し たりします。 内臓マニプレーションや統合整体法で内臓が調子よくなっ てなってくると筋肉が緩んで関節が自然に戻ってきたりし ます。 |
東洋医学の原理 脊椎を矯正しても変化が起きない場合、内臓を調整する と変化が見られることが多く観られます。 しかし内臓を調整しても変化が起きない場合もあります。 或は動脈硬化や胆石など直接内臓を触ってはいけない 場合などは 東洋う医学のツボや経絡の原理を取り入れ ています。 ツボを調整することで内臓の機能を高めることができま す。 さらに活法を用いることによってより有効にできます。 活法は古人が戦場で殺法を試してさらにそれを活法に 生かしたものを経験として蓄積されたものです。 当身を入れて有効だった場所が東洋医学のツボの場所 と一致することもあったりするわけです。 同じ場所にあるツボでも東洋医学と活法のツボでは名前 が違ったりもします。 活法のある方法でツボに活を入れると単に押すより効果 があります。 また一般的な東洋医学の文献にはないようなツボが活法 にあり秘伝として口伝されています。 |
リフレクソロジー&ポラリティー リフレクソロジーは欧米で普及していますが有名なものは 足裏ツボのマッサージですが、 内臓の状態は身体のい ろんなところに反射として現れます。 その最も有名な場所が足裏や耳なのですが、全身どこで も現れます。 圧痛として現れますが、 その場所がプラスとマイナスのど ちらかに傾きます。 人間の身体はプラスマイナスの極性を持っています。 上半身はプラスで下半身はマイナスです。鉛シ身はプラス で半身はマイナスです。 プラスとマイナスがあるということは電気の流れがあり、磁 界があるということです。 ポラリティーはカイロプラクティックとオステオパシーを学ん だランドルフ・ストーン博士が世界中を旅して自然療法を 研究し創始した療法です。 身体のプラスとマイナスのバランスをとる手技に活法を加 え独自の工夫が凝らされています。 |
ジオン療法 京都の文森先生によって開発されたテクニックです。 文森先生は私の師匠の渡辺先生のカイロプラクティックの 学校時代の1期後輩の先生で渡辺先生とカイロプラクティッ クの哲学談義をされた私の大先輩です。 渡辺先生はカイロプラクティックの真髄であるターグルリコイ ルの日本で最高権威のお1人ですが、文森先生もターグル リコイルを深く研究された最高権威のお1人です。 どんなテクニックでも限界はあるものです。私の場合、ター グルリコイルから活法やオステオパシーのほうに視野を広 げてゆきましたが、文森先生の場合ターグルリコイルの矯 正場所である上部頚椎にこだわられターグルの発展型で あるアトラスオーソゴナールというテクニックをわざわざアメ リカまで何度もいって習得されました。 上部頚椎の矯正がきちんとできると90%以上のクライアント が良くなっていきます。アトラスオーソゴナールは機械を使っ て人間には真似のできない治療に必要な矯正スピードやレ ントゲンを元に正確な角度を生み出しました。 さらに改良をくわえられ文森先生独自のテクニックとして完 成されましたが、 さらにその限界を破るためにジオン療法 を完成されました。 |
ジオン療法とは?(DNAアピアランステクニック) ジオンはゲノムスイッチオンの略です。 文森先生と私は非 常に感性や好みや考え方が似ていて、同じようなことを考え ていました。 それは体を手技療法で構造的に変えて神経圧迫をとって自 然治癒力が発動しやすい状況を作っても症状が改善されない、 まったく変化を起こさないクライアントに遭遇することがしばし ばだったことでこれはどこから来ているのだろうという疑問で した。 神経の圧迫が取れても治癒力が作用しないのは脳が病変部 位を認識できていないのではないかの仮説をもとに脳に信号 を与えて治っていない 身体部位の存在と状態を自覚させ、治癒力の発動という考え 方に到達し、遺伝子にまで考察を及ぼしました。 これはカイロプラクティックの原点であるターグルリコイルを開 発したBJパーマーの哲学がベースにあります。 師匠の渡辺先生はイネートインテリジェンスの教育ということを 提唱されました。 これは分かりやすく言うと脳が病変に気づいていないか、 気 づいていたとしてもうつてだてを構築できない場合があります。 そうすると自然治癒力が発動しないのです。 渡辺先生の共同研究者の神戸先生がおっしゃったことですが、 テレビを見ていたらハツカネズミをつかった実験があっていた そうです。 致死量の毒を与えると当然死にます。 そこでその毒を小分 けして6回に分けて与えたそうです。 一回の毒は致死量であ りませんから死なないわけです。 一回与えるごとに期間をおいて計6回与えた後また致死量の 毒を与えると今度は死なないのです。致死量でない毒は与え られた時は肝臓が頑張って解毒酵素を作って分解してくれる からです。 この毒が定期的に来ると大量に来ても大丈夫なように準備を 体のほうが整えて無毒化してくれるのです。 つまり致死量でない毒が来たときにどうやって対処するべき かイネートインテリジェンス(自然治癒力)が、学習したことに なります。どう学習させるか、 これを渡辺先生は、イネート インテリジェンスの教育と呼ばれました。治癒力が学習すれ ばどんな病気でも治る可能性があります。 このことは特殊なことではありません。 NAETというアレル ギー体質を治す技術があります。 セッションを受けて25時間後にはアレルギー物質を食べ ることができるようになります。 これは薬やサプリメントで 体質改善をするものではありません。 アレルゲンを手にもって筋力検査をすると、力が落ちること が確認できます。 その後全身を指圧するテクニックです。 東洋医学では気というエネルギーがあって体中を巡ってい ます。 この氣の流れに滞りがある状態が病気です。 脳に筋肉検査でアレルゲンを教え込んで気の流れを指圧 で整えると身体がアレルゲンに対して分解酵素を作り出し てくれます。 気の流れる道を経絡といいますがこの道が十二あります。 ひとつの経絡を巡る時は2時間時間がかかります。 12×2で24時間ですが余裕をもって 25時間としています。 脳は筋力検査で弱い状態が認識できるのです。 このことに私が気がついたのは上部頚椎を矯正した後、 自然治癒力を発動させる為にクライアントをベッドに寝か せていました。 いきなり立って動くと重力の影響を受けて身体が緊張し神 経の治せという命令が充分に伝わらないからです。 脳からのの命令は上から下に順番に伝わりますから渡辺 先生はどこまで神経伝達が伝わったか確認する手段とし て上から下にクライアントの体をタッピングされていました。 筋力検査をしてどこが強いか弱いかで寝かす時間を決め ていらしゃいました。 全身に行き渡った時点で終了です。 つまりどこをタッピングしても筋力が弱くならない時点で終 了です。 私も渡辺先生の教えを忠実に実践していたのですが、あ る時不思議なことに気がつきました。 タッピングした場合としない場合では治り方に違いが出る のです。 タッピングに意味があるのではないかと思うに至ったので す。 タッピングが脳にまだここが治ってないよとか、エネルギー が充分でないよとか教えているのではないかと思うように なりました。 その後ニューロリンクや前述のNAET・TFT・EFTというセラ ピーの存在を知り筋力検査やタッピングで脳に情報を与 えて患部に治癒エネルギーを送っていることがはっきりわ かって参りました。そうしたことの応用で心の問題も短期的 に解決できるのではないかと思うようになりました。 現にジオン療法では短期的なストレスを無力化できた例 が3例あります。 体の悪いところを見つけ出し筋力検査やその他の方法で 脳に悪いところを認識させ脳のある場所をETアジャスター という機械を使って刺激すると遺伝子にスイッチがはいって 目覚めていないDNAにスイッチが入るのです。 最近はじめたばかりですが、今までの技術の効果を飛躍 的に高め時間がかかる施術でも短時間にできるようにな りました。 |
操体法 医師の故橋本敬三博士によって創始された手技療法 です。 気持ちのいい方向に息を吐きながら関節を動かさせ抵 抗を加えることによって誘導します。 そして急に脱力させることによって関節を整復します。 遊体操法と似ているやり方です。 脱力させるところと抵抗を加えるところは古武術の 極意と共通しているところもあります。 |
足底板 足のアーチは硬膜問題から壊れていくことは前述しましたが、 確かに頭蓋骨から四肢まで手技療法でかなり改善できます が、どうしても変わらない場合があります。 それは、靭帯がとても弱っていて立つとアーチが体重ですぐ につぶれて足首から下肢の関節の位置関係が変わる場合 です。 立っても足首が変化起こさないように工夫を凝らさなければ なりません。 ひとつはテーピングや包帯などで固定する方法。 もうひとつは、体重がかかっても崩れないようにアーチの付 いた足底板で支える方法。 弾力性のある足底板にゴムパットをあてて崩れないようにす るのです。 当研究所ではオーダーメイドの足底板を製作しております。 |